日中の吹く風が涼しくなってきました。
もう、真夏日になる日も少ないのではないかと思います。
さて今日は、「大田中央」を紹介しましょう。
大田中央バス停は美東のほぼ中央にあって、バス路線の新山口駅
方面、萩・長門方面、秋芳洞方面に於いて大きな役割を果たしています。
近年は長距離バスの利用も多く、ここから広島・大阪・東京方面にも
路線が延びています。便利になりました。
ですが掲載した写真のように、数十年前からその姿を変えていません。
今も昔と変わらぬ佇まいです。
美東の懐かしい風景の代表と言うか、今では哀愁すら感じさせますね。
ネットで検索すると、
■大田中央バス停
現在の正式名は「大田中央(おおだちゅうおう)」バス停だが、
建物には「大田バスセンター」の看板がある。
開業は昭和21年11月8日。(美東が町になったのは昭和29年10月)
当時は「大田中央(おおたちゅうおう)停車場」となっていた。
「停車場要覧昭和60年版」によると、「おおた」と濁っていないが、
集落名としては「おおだ」と濁るのが正しい。
防長交通と中国JRバスが乗り入れており、以前は「大田中央駅」として
日交観の委託によりJRバスの乗車券も発売していたが、現在は防長
交通の乗車券とバスカードのみを販売。
停車場とは鉄道における駅を指すと思うのですが、鉄道のないエリアでは
同じ役割・使命があったのでしょう。
(補足・修正があります。当記事の末尾に追加しました。)
この大田中央は、以前紹介したように、期間限定イベント『名探偵コナン
萩・秋芳洞ミステリーツアー』の乗り換え場所になっています。
中に入って見ると・・・
コナンのレギュラー陣による記念撮影スポットがありました。
しかし、背景にも気を配って欲しいと思うのですが・・・
こちらは、その横にあった「あたまの体操に挑戦!」です。
カウンターにクイズが置いてあるのですが、バスの乗り換え待ち時間を
有効に使って挑戦してみて下さい。
ちなみに問題は全部で8問あるのですが、山口県に関した2問を少しだけ
紹介しておきましょう。
問3(難易度1)
山口県は「A」「B」どちらのグループに入るでしょう。
「A」:島根県・愛媛県・香川県・沖縄県
「B」:福岡県・岡山県・鳥取県・奈良県
問4(難易度1)
萩に行く途中、看板が落ちていました。
看板には「710」と書いているように見えます。
さて、何の店の看板でしょう?
これからツアーを楽しむ方のために、正解は書かない方が良いでしょう。
ぜひ、ツアーにもご参加下さい。(ツアーは平成20年11月24日まで)
地図リンクはこちらを↓(大田中央)
関連リンクはこちらを↓
□ おいでませ山口 > デスティネーションキャンペーン
□ 名探偵コナン 萩・秋芳洞ミステリーツアー公式HP
□ 防長交通株式会社
□ みとう情報ナビ > 2008/06/27 おいでませ山口DCへ
それにしても3枚目の写真。
年代モノの時計が写っています。ちゃんと動いていましたが、
振り子式の掛け時計が公共交通機関に置いてあるっていうのも、
ある意味スゴイですね。
コナンより、こっちに目が行ってしまいました。
8月28日追記
「開業は昭和21年11月8日」と書きましたが、当時は別の場所にあった
ようです。現在は大田川沿いの道路を走っていますが、その道路が出来る
までは大田市街地を走っており、当然、バス停も市街地側内にありました。
当時は防長と国鉄で、駅(バス停)の位置も異なっていたそうです。現在の
ようなバイパス的な道路が整備されたのは昭和39年12月のことでした。
上記は「美東町史」から借用した写真ですが、横断幕には『陰陽連絡道路
萩・小郡間整備完工』と読み取れます。これにより、バス路線の変更に
合せて「大田バスセンター」は建てられたようです。
これは一個人(平田与一氏)が計画され、敷地は町へ寄付されるとともに、
建物も自費で建設し町に寄付し、営業権を確保されているそうです。
ちなみに、ゼンリン住宅地図では今も「大田バスセンター」の表記に
なっています。
乗合バスの最初としては、大正2年(1913)6月10日に萩自動車交通社が
萩~小郡間の営業を開始したそうです。
「防長交通株式会社年表」によれば、「萩~大田~小郡間12里6丁、片道
3時間、運賃2円28銭」とあります。当時の広告には「小郡萩間、唯一ノ
交通機関タル乗合自動車ハ十二里ノ行程、僅ニ二時間余、迅速安全清潔
ニシテ乗心持宜ロシキハ既ニ定評アリ」と記されていたそうです。
もう、真夏日になる日も少ないのではないかと思います。
さて今日は、「大田中央」を紹介しましょう。
大田中央バス停は美東のほぼ中央にあって、バス路線の新山口駅
方面、萩・長門方面、秋芳洞方面に於いて大きな役割を果たしています。
近年は長距離バスの利用も多く、ここから広島・大阪・東京方面にも
路線が延びています。便利になりました。
ですが掲載した写真のように、数十年前からその姿を変えていません。
今も昔と変わらぬ佇まいです。
美東の懐かしい風景の代表と言うか、今では哀愁すら感じさせますね。
ネットで検索すると、
■大田中央バス停
現在の正式名は「大田中央(おおだちゅうおう)」バス停だが、
建物には「大田バスセンター」の看板がある。
開業は昭和21年11月8日。(美東が町になったのは昭和29年10月)
当時は「大田中央(おおたちゅうおう)停車場」となっていた。
「停車場要覧昭和60年版」によると、「おおた」と濁っていないが、
集落名としては「おおだ」と濁るのが正しい。
防長交通と中国JRバスが乗り入れており、以前は「大田中央駅」として
日交観の委託によりJRバスの乗車券も発売していたが、現在は防長
交通の乗車券とバスカードのみを販売。
停車場とは鉄道における駅を指すと思うのですが、鉄道のないエリアでは
同じ役割・使命があったのでしょう。
(補足・修正があります。当記事の末尾に追加しました。)
この大田中央は、以前紹介したように、期間限定イベント『名探偵コナン
萩・秋芳洞ミステリーツアー』の乗り換え場所になっています。
中に入って見ると・・・
コナンのレギュラー陣による記念撮影スポットがありました。
しかし、背景にも気を配って欲しいと思うのですが・・・
こちらは、その横にあった「あたまの体操に挑戦!」です。
カウンターにクイズが置いてあるのですが、バスの乗り換え待ち時間を
有効に使って挑戦してみて下さい。
ちなみに問題は全部で8問あるのですが、山口県に関した2問を少しだけ
紹介しておきましょう。
問3(難易度1)
山口県は「A」「B」どちらのグループに入るでしょう。
「A」:島根県・愛媛県・香川県・沖縄県
「B」:福岡県・岡山県・鳥取県・奈良県
問4(難易度1)
萩に行く途中、看板が落ちていました。
看板には「710」と書いているように見えます。
さて、何の店の看板でしょう?
これからツアーを楽しむ方のために、正解は書かない方が良いでしょう。
ぜひ、ツアーにもご参加下さい。(ツアーは平成20年11月24日まで)
地図リンクはこちらを↓(大田中央)
関連リンクはこちらを↓
□ おいでませ山口 > デスティネーションキャンペーン
□ 名探偵コナン 萩・秋芳洞ミステリーツアー公式HP
□ 防長交通株式会社
□ みとう情報ナビ > 2008/06/27 おいでませ山口DCへ
それにしても3枚目の写真。
年代モノの時計が写っています。ちゃんと動いていましたが、
振り子式の掛け時計が公共交通機関に置いてあるっていうのも、
ある意味スゴイですね。
コナンより、こっちに目が行ってしまいました。
8月28日追記
「開業は昭和21年11月8日」と書きましたが、当時は別の場所にあった
ようです。現在は大田川沿いの道路を走っていますが、その道路が出来る
までは大田市街地を走っており、当然、バス停も市街地側内にありました。
当時は防長と国鉄で、駅(バス停)の位置も異なっていたそうです。現在の
ようなバイパス的な道路が整備されたのは昭和39年12月のことでした。
上記は「美東町史」から借用した写真ですが、横断幕には『陰陽連絡道路
萩・小郡間整備完工』と読み取れます。これにより、バス路線の変更に
合せて「大田バスセンター」は建てられたようです。
これは一個人(平田与一氏)が計画され、敷地は町へ寄付されるとともに、
建物も自費で建設し町に寄付し、営業権を確保されているそうです。
ちなみに、ゼンリン住宅地図では今も「大田バスセンター」の表記に
なっています。
乗合バスの最初としては、大正2年(1913)6月10日に萩自動車交通社が
萩~小郡間の営業を開始したそうです。
「防長交通株式会社年表」によれば、「萩~大田~小郡間12里6丁、片道
3時間、運賃2円28銭」とあります。当時の広告には「小郡萩間、唯一ノ
交通機関タル乗合自動車ハ十二里ノ行程、僅ニ二時間余、迅速安全清潔
ニシテ乗心持宜ロシキハ既ニ定評アリ」と記されていたそうです。
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