FC2ブログ
山口県美祢市美東町から観光・イベント情報と、地域振興に携わる人々の応援を    全国に発信しています
正現寺の木造釈迦如来坐像
古来から日本人は信仰心が厚く、仏像を彫っては一心に拝んでいたと
思われます。全国各地に伝わる、木造による仏像は非常に多く現存し、
重要な文化財であるかどうかではなく、純粋な信仰の対象として、
各地で大切に保管されています。

美東町に伝わる仏像として、町指定文化財(彫刻)になっているものが
いくつかあります。
これを、大乗仏教における信仰・造像の対象である仏の分類に分けると、
如来部:悟りを開いた者である仏陀(釈迦如来)
  木造釈迦如来坐像(一躯):正現寺(長田郷)
  福永家の木喰仏(釈迦如来坐像)(一躯):個人蔵

菩薩部:仏陀に準ずる存在であり、悟りを開こうと修行している菩薩
  木造十一面観音菩薩坐像(一躯):大石自治会(綾木大石)
  木造十一面観音菩薩立像(一躯):薬王寺自治会(綾木薬王寺)

明王部:密教特有の尊である明王
  木造不動明王立像(一躯):大石自治会(綾木大石)
天部:護法神の天部
  木造毘沙門天立像(一躯):願成寺(大田山根)
  木造毘沙門天立像(一躯):大石自治会(綾木大石)

その他:
  地蔵院の木喰仏(一躯):地蔵院(大田山根)
と、なります。(間違っていたらスミマセン)
大抵は奥深くに保管されていて、なかなか見る機会がありません。

今日はその内、正現寺の『木造釈迦如来坐像』を紹介しましょう。
正現寺の木造釈迦如来坐像-1
本殿の左側(北側)、イヌマキの下の社寺に納められています。
なんとか、垣間見ることが出来ましたので、撮らせて頂きました。
手前には説明板があります。
正現寺の木造釈迦如来坐像-2
転記しておきましょう。
■町指定有形文化財 木造 釈迦如来坐像 一躯
  (昭和53年12月1日指定)
  その昔、長田には、長田八ヶ寺と呼ばれた真言宗の寺院があったが、
  七ヶ寺は追々廃絶して万勝寺のみ残っていたという。
  後、慶長元年(1596年)万勝寺は浄土真宗に改宗されて、
  万勝山正現寺となったが、本尊釈迦如来坐像はそのまま当寺に
  伝えられて来た。
  本像は、像高91.3cm、膝張り83cmを測り、ひの木の一本造りで、
  素朴な地方作であるが、鎌倉時代の製作と考えられ、
  町内でも古いものとして貴重である。
                               美東町教育委員会

素朴で優しい顔立ちです。
これからも皆の信仰心を深め、大切に保管されることでしょう。
地図リンクはこちらを↓(正現寺)
  Mapion
スポンサーサイト



テーマ:山口県 - ジャンル:地域情報

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック