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山口県美祢市美東町から観光・イベント情報と、地域振興に携わる人々の応援を    全国に発信しています
八幡池と水神様
久しぶりの雨です。何日ぶりでしょう。農作物にとっては恵みの雨です。
いつの時代も、雨が降らないと困りものです。
赤 宮の馬場に昔、雨乞いを行ったとの言い伝えがある「八幡池」と
「大提」があります。地元ではふたつ合わせて「大堤(おおつつみ)」と
呼ぶ人が多い、人工の溜め池です。
人工といっても今から約240~250年前に築造された古いものです。

この池に関して、ふたつの記述があります。
ひとつは八幡池の北側に設置してある説明板です。
  『元来この地は水利に乏しく、干害をこうむることが多くありました。
  上の提は、庄屋白井政光が、多くの私財を投じ、又非常な困難に
  耐えて、明和年間(1760年頃)に完成したと推定されます。
  下の提は、庄屋溝部久右衛門が築造に尽すいし安政4年(1857年)に
  完成しました。中の土手には、里人がその徳をしのび、白井政光と
  ともに、溝部久右衛門の霊を、水神として祭ってあります。』
これに対し、赤郷伝説というのがあります。それによると、
  『宝暦四年(1760)築造の大堤がある。この池の亥子の方角に
  八幡池という霊池がある。ここに釣鐘を沈め雨乞いを行い、
  その霊験現れたことしばしばあったと。
  大堤の西側山上に赤郷総鎮守の荒神社がある。(中略)
  大堤池畔に文政三年(1820)林幾左衛門発起により水神を勧請し
  大堤築造者の白井正左衛門政光氏の霊も併在したものがある。
  今は荒神社と相殿である。』

歴史が古すぎて、どちらの記述が正しいのかは分かりません。
(年号や大堤・八幡池の築造順番、築造者など食い違いあり)
1760年といえば、徳川家治が徳川幕府10代将軍となった年だそうです。
また、浮世絵師の葛飾北斎が生まれた年でもあるそうです。
その時代の築造ですから、大変な苦労があったと思います。
現在も中の土手には、水神様が静かに祭られています。
八幡池と水神様
この池は合鴨放鳥池になっていたり、周辺は銃猟禁止区域に
なっていますので、野鳥の天国です。
そんな穏やかな池を荒らしているのは人間だけです。
「魚釣り禁止」看板があるのに釣りをする人が多過ぎます。
マナーも悪い。歴史を知ってモラルを持ってもらいたいものです。
地図リンクはこちらを↓
  Mapion
関連リンクはこちらを↓
  □ ほっとビレッジ美東 > 赤郷伝説
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テーマ:山口県 - ジャンル:地域情報

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