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山口県美祢市美東町から観光・イベント情報と、地域振興に携わる人々の応援を    全国に発信しています
ドリーネ畑のドリーネ耕作①
ゴールデンウィーク谷間の今日は、北日本ではかなり暑い一日のよう
でしたが、山口県は曇り空で過ごしやすい日となりました。

今日は秋吉台特有の「ドリーネ畑」の「ドリーネ耕作」を紹介しましょう。
ドリーネ畑のドリーネ耕作-1
今回は色々なWebサイトからの情報を引用させて頂きます。
ドリーネ耕作とは?
  秋吉台と周辺の石灰岩地帯には、月のクレーターのような凹地
  (ドリーネと呼ぶ)があり、その数は大小5000個にも及ぶと言われて
  います。このドリーネの土は、石灰岩の溶けかすがたまって耕作に
  適した肥沃な土地で、これを利用してドリーネ耕作が行われて
  いました。昭和20年代の後半までは、ドリーネの積極的な利用が
  ありましたが、合理的な現代農業の発展で、生産性の低い秋吉台の
  ドリーネ耕作は衰退の一途をたどり、現在ではほとんど見ることが
  できなくなっています。

               出典:秋吉台家族旅行村 > ドリーネ耕作とは?

  明治・大正時代になると、秋吉台上にたくさんあるドリーネの底は、
  農業に利用されるようになり、ドリーネを耕すことからドリーネ耕作と
  呼ばれた。また、2・3の鍾乳洞や台上は観光に利用されるようになり、
  今日では年間数百万人が訪れる国内でも有数の観光名所となった。
  一方、農業の方法が代わったことにより、ドリーネ耕作はほとんど
  みられなくなりました。

       出典:日本石灰協会・日本石灰工業組合 > 石にまつわる話
ドリーネ畑のドリーネ耕作-2
  ドリーネが耕されたのは江戸時代以降で、明治にはほとんどの
  ドリーネが畑地として利用されていました。しかし、多大な労力を
  費やすわりに利益の小さいドリーネ農業は、高度成長時代を迎えた
  昭和30年以降、激減する。
  とくにクルマが乗り入れできないドリーネ畑は早々と見棄られた。
  現在、美東町植山地区の耕作農家は4軒に過ぎないという。

      出典: (社)時事画報社 > 2004/03/15号 秋吉台とドリーネ畑

  窪地はカルスト地形に特有のドリーネである。
  石灰岩は雨に浸食されて、窪地を作る。
  窪地には石灰岩から溶出した栄養分を含んだ土壌が堆積する。
  すなわち、ドリーネの底は肥沃な土壌であり、それがゆえに、
  畑として利用されてきた。日本の土壌は、火山灰から構成されている
  ため、一般に酸性土壌である。しかし、ドリーネ畑は地のままで
  野菜栽培に適したpHが保たれているということになろう。
  どんな土壌であれ、苦土石灰などで酸度を矯正し、化学肥料を撒いて
  富栄養化する近代農業と違い、かつては、本来の土地が畑に適して
  いれば、たとえ日陰であろうと、そこを利用していた、ということなのか。
  だから畑作の仕方がそのままその土地の風土を反映する。
   (中略)
  石灰岩の養分を含んだ土壌に育つ野菜の種類や味、それらを食べる
  人びとの体質と気質等々。違う身体の感覚さえ覚える刺激である。

             出典:「てつがく村」コラム > 2002/10/04 秋吉台
ドリーネ畑のドリーネ耕作-3
作物を作るのに適した土壌である「ドリーネ耕作」ですが、
衰退の危機にさらされています。
しかしながら、大切に守ろうとする人たちがいることも事実です。
頑張って欲しいですね。
ここにしかない独特の「ドリーネ耕作」を絶やさないで欲しいと願います。
地図リンクはこちらを↓(ドリーネ耕作が多い地域)
  Mapion
関連リンクはこちらを↓
  □ 秋吉台の自然 > 旬の画像16年 > No.14 ドリーネ耕作
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テーマ:山口県 - ジャンル:地域情報

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