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山口県美祢市美東町から観光・イベント情報と、地域振興に携わる人々の応援を    全国に発信しています
火祭り 銭屋柱松
さて、昨日に引き続いて今日は美東の祭りを紹介しましょう。
8月16日(土)に開催される、銭屋柱松行事です。
柱松-1
夏の夜の火祭り、美東町
  美東町の絵堂の銭屋集落で8月16日に火祭り「柱松」がおこなわれた。
  昭和初期に途絶えていた行事を1989年に復活、お盆の終わりの
  時期におこなっている。高さが12m、9mあるヒノキを畑に立て、カヤで
  編んだカゴにめがけ下から火のついた松明を投げ込む。
  カゴの中に松明が入るとオガクズとともにしかけていた花火や爆竹に
  点火され大きな音とともに四方八方に火花が飛び散った。
                            山口新聞 2005/08/18 より

伝統的な夏の風物詩「柱松」です。京都では「松上げ」と呼ぶようです。
「柱松(はしらまつ)」の由来を調べてみると・・・
  宝暦年間(1750年~1764年)の頃、防長国(現山口県)内に痘瘡が
  流行し、多くの住民がその犠牲になったといいます。
  地区の住民は、悪魔の息のかからない高いところへ火を投げ上げて
  疫病の退散を祈ったのが始まりとされています。
  また、子供たちに火の大切な役目を教え、盆前に空から降りてくる
  諸聖霊の供養や無縁仏の供養なども主な目的でもあったと
  言い伝えられています。
           ふるさとの火祭り 周防柱松ホームページ > 由来 より

各地で行われているようですが、山口県内で最も有名なのが、岩国市
周東町祖生地区の中村・山田・落合の3地区で、それぞれ行われる
「周防祖生(すおうそお)の柱松行事」です。
この行事は、国の重要無形民俗文化財として指定されています。
周防祖生の柱松行事
周防祖生の柱松行事
  昔、疫病が広がり、農耕用の牛や馬が数多く死んだのを機に、その
  慰霊と除災のために始まったと伝えられています。
  祖生中村の新宮神社の記録に、1734年(享保19)に、この行事が
  行われたとあり、それ以来、伝承されてきているものと考えられます。
  高さ20メートル余りの柱の頂上に、ハギの小枝とキリの葉で編んだ
  「ハチ(鉢)」と呼ばれる笠を置いて、その上にさした御幣(長旗)を
  めざして松明を投げ上げて点火し、炎上させて五穀豊穣や家内安全の
  ための「除災」と点火に競り勝った者には幸運がもたらされるという
  「年占い」を伴う夏の火祭りとして典型的なものです。
        やまぐちふるさと学習 > やまぐちを知ろう > 伝統芸能 より

今年は7月27日(日)に開催されるようです。
また、別のWebサイトでは・・・
  一般的に盆に集中し、多くは墓地や河原で行われることから、本来は
  盆行事の一つであり、精霊を霊界から村の中に迎え入れる行事であり
  火を掲げた高い場所は降りてきた精霊のよりどころとなり、燃え尽きた
  火の粉が流れる方向で吉凶を占い、疫病退散を祈る、火の魔力に
  対する信仰からくる行事と言われています。

柱松-2
火をつけた松明は、火が手元に燃え上がらないように常にグルグル
回しておきます。柱松の近くまで行き、回転のタイミングを見計らって
上戸めがけて投げ入れます。

こうした伝統行事が美東に残っているのが嬉しいですね。
  燃え上がった萩の葉が、火の粉のカーテンとなり夏の夜空に舞い、
  弧を描くさまは圧巻で、幻想的な美しさを演出します。

規模的には「周防祖生の柱松」に敵いませんが、
ぜひ、美東の火祭り「銭屋柱松」も観にきて欲しいと思います。
地図リンクはこちらを↓(銭屋)
  Mapion
関連リンクはこちらを↓
  □ ふるさとの火祭り 周防柱松ホームページ
柱松-3
今回の記事に貼り付けた説明用の写真は、色々なサイトからお借り
しました。無断でお借りしたお詫びと、感謝を書き添えます。

7月28日追記
道の駅「みとう」の南、「都市と農村 交流の館」に写真がありました。
火祭り 銭屋柱松
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テーマ:山口県 - ジャンル:地域情報

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