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山口県美祢市美東町から観光・イベント情報と、地域振興に携わる人々の応援を    全国に発信しています
薬師霊場 常福寺
夕方から久しぶりの雨が降ってきました。
農繁期でもあるこの時期、恵みの雨となるでしょう。

さて、「長登銅山文化交流館」の開館に沸く大田長登地区ですが、この
地区には他にも見所が多くあります。春は「長登のシダレザクラ(市指定
文化財)」、秋には「明楽寺の大イチョウ(市指定文化財)」が目を惹きます。
「みとう史跡・名勝ガイド」によると、明楽寺の近く、「普門山 常福寺」には
『地蔵菩薩坐像』があるそうですが、普段は拝めないので、今日は視点を
変えて「常福寺」そのものを紹介しましょう。
薬師霊場 常福寺-1
「山門」です。ここで疑問が・・。
なぜ、お寺の門を「山」の「門」と呼ぶのでしょうか。調べてみると、初期の
お寺の多くが山岳霊場にあったことが云われのようですね。平地に建てら
れるようになってからも、「山門」という呼び名が残ったそうです。
薬師霊場 常福寺-2
山門の脇に「戒壇石(かいだんせき)」がありました。結界の石ですね。
写真では文字が読み難いですが、『不許葷酒入山門』と刻まれています。
不許葷酒入山門 [葷酒(くんしゅ)山門に入るを許さず]
  臭いが強い野菜[葱(ねぎ)・韮(にら)・大蒜(にんにく)など]は他人を
  苦しめると共に自分の修行を妨げ、酒は心を乱すので、これらを口に
   した者は清浄な寺内に立ち入ることを許さないということ。
  「葷(くん)」とは、ニンニク・ネギ・ニラ・ラッキョウ・ノビルなど、においが
  強くくさい野菜のことをいい、これらの五つの野菜を五葷という。

戒壇石による結界があるということは、ここが禅寺であることを示します。
薬師霊場 常福寺-3
階段を登ると正面に本堂です。
こうしたお寺には珍しく、出入口が建物(屋根)の中心からズレています。
意図的なのか、偶然そうなったのかは分かりません。
薬師霊場 常福寺-4
扁額には「普門山」とあります。
  「普門山」とは私たちが住む、この世をさす名称で、出口もなければ
  入口もない世にあって、普く随所において門となすのが仏門です。

薬師霊場 常福寺-5
本堂の左手には薬師堂があります。
これが「中国四十九薬師霊場」の第28番札所です。
中国四十九薬師霊場
  第28番 普門山 常福寺(じょうふくじ):曹洞宗
  山口県美祢市美東町長登481

平成9年に開創された新しい霊場ですが、札所・寺院はそれぞれ古くから
薬師信仰を伝えてきたお寺です。
薬師堂には「一に○の紋」、一畑薬師の紋がありました。

美東地区には「中国四十九薬師霊場」の他、「長門三十三観音霊場」も
あります。気候の良いこの時期に、巡ってみるのは如何でしょうか。
地図リンクはこちらを↓(常福寺)
  Mapion
関連リンクはこちらを↓
  □ 真言宗 御室派 薬師寺 >中国四十九薬師霊場一覧
  □ しぇるぱ散らし踏み >中国四十九薬師霊場巡拝 >第28番常福寺
  □ 一畑薬師(総本山一畑寺)公式HP
  □ みとう情報ナビ > 07/11/22法香院観音堂(長門三十三観音霊場)
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テーマ:山口県 - ジャンル:地域情報

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